2013年07月09日

日刊サイゾーさんに事実無根の記事を書かれましたので、抗議いたしました

先日から、表現規制に関してアレコレと活動していますが、日刊サイゾーさんに事実無根の記事を書かれましたので、抗議いたしました。

抗議メールの内容は↓こちら。
(なお、拡散させて営業に協力する気はさらさら無いので、記事名、URLは掲載しません)

日刊サイゾー担当者様

当方、日本創作文化消費者連盟(仮)準備会で活動している青木ともうします。
下記タイトルの記事について抗議させていただきます。

(該当記事名とURL)

まずはじめに、日本創作文化消費者連盟(仮)はまだ発足もしておらず、現在どのような運営形態にするかといった問題を解決する為に、準備会を作る事を決めたばかりの状態で、団体という体裁すらなっていない状態です。
そこで、今回「会の中核として参加してくれる人」を対象に東京ミーティングを開きました。
当然、参加者はこれからどうやって団体を作っていこうかという事を話し合う為に参加しており、当日はニコ生での中継も中止する“完全クローズド”の内々の会合でした。
この記事は完全クローズドの会合に参加趣旨を偽って潜入し書かれており、極めて不誠実な取材姿勢と言わざるを得ません。
当日参加者に対して情報公開範囲を設定しており、反対意見はなかった事から参加者全員がこれを承諾していますので、この点からもルール違反と言わざるを得ません。

また、この記事は事実誤認が含まれております。
そもそも、ニコ生や当日何度も説明していますが、この団体は私の団体ではなく、誰か代わりにやってくださる人がいるのなら、諸手を挙げて御願いしたい、出来れば私はこんな面倒な事をしたくないと“何度も”話しています。
それを、ことさら私が利益団体を立ち上げたかの如く書かれている事は、事実誤認と言わざるを得ません。

よって、大変申し訳ありませんが、該当記事の削除をおねがします。


知らない人のために、今回の抗議に至る概要を時系列で纏めると、次のようになります。


児ポ法改正反対にはロビー活動を行う団体が必要だと提言
その際、自分はお手伝いはするが主体で動くのは無理と再三話す

「せめて集まる器だけでも作って」と生放送コメント等で要望がある

ニコ動のコミュニティ作る

団体の運営形態等を話し合う場が必要なので東京ミーティングを行う

ミーティングでは「団体発足へ向けたタイムスケジュール」と「準備会を作る事」が決る

ミーティング参加者のライター氏に「怪しげな青木なる人物が人を集めて
表現規制反対活動を食い物にしようとしている」と記事にされる


今回の記事でこちらが問題としているのは「公開範囲を決めたオフレコ情報を、潜入取材で書いた」「事実誤認がある」の2点。

前者は、抗議及び削除依頼のメールに書いたとおりです。
完全クローズドの会合で、外部向けに情報公開範囲を“反対者無しの全会一致”で決定したにもかかわらず、それを記事にした事。
参加者からの聞き書きならいざ知らず、ミーティングへの参加趣旨を偽った潜入取材ですので、マスメディア及びジャーナリズムのルールから著しく逸脱していると言わざるを得ません。(で、書いてある内容が事実と異なるから更に・・・)

後者に関しては、まず記事の前提となっている「怪しげな青木なる人物が人を集めて…」の部分から事実誤認です。
現在の活動が始まる前、表現規制反対活動は啓蒙の段階を超えて規制推進派と同じ土俵で戦わなくてはいけないじきに来ているのではないかと提唱し始めた頃から既に「私はお手伝いならするが、私が主体で活動するのは無理」と再三話し、みんなが纏まって活動するのならそのお手伝いをするのは吝かではないと言っていました。
ただ、集う器がない段階で誰かにやれと言っても無理な話だという事で、“誰も旗振り役を買って出てくれる人が居ない為仕方なく”旗振り役を引き受けている状態です。
団体設立のためのコミュニティで行っている過去の放送及び東京ミーティングの場でもこの事は再三申し上げましたし、その事は参加者全員知っています。
ミーティングでは団体設立のための集まり(準備会)を作る事を決めただけで、代表者を決めた訳でもありませんので、その点を踏まえるとこの記事は「事実誤認に基づく“青木個人への誹謗”」としか言いようがありません。私の容姿へのネガティブな言及(白いジャケットの襟と脇の下に大きな汗染みをつくりながら…)に至っては、個人への誹謗でしょう。第一、ふくよかな私に冷房が掛かっていない部屋で汗をかくなという方が無理難題です。

さらに当日話した内容となっている部分も、会話に出てきた名称と事実でない部分をつなぎ合わせたもので、虚偽と言わざるを得ません。
有名僧侶云々は、前日にその方の出ている某トークイベントに行ってきたという話だけですし、漫画家さんに関しても「趣旨に賛同していただければ協力を御願い出来るだろう」という話しをしただけです。また「コミケのサークル云々」のくだりに至っては団体周知のチラシを配る為のアイデアの一つとして提示したものを、それが確定事項のように話した事になっており、大変遺憾に思います。

個人的な云々については、ここまで書いた前提があると最早単に言いがかりに過ぎないのでここで反論する事はしませんが、事実誤認と事実無根の内容を元に書かれている以上、記事自体は公共性のカケラもない個人への嫌がらせとなっています。
名誉毀損での対応も考えては居ますが、それ以前に“表現規制に反対する活動が読者というフィールドで発生しつつあるのにその芽を潰してしまう記事”が、私への事実確認の取材すらない状態で表現規制反対の記事を過去に何度も載せている日刊サイゾーさんに掲載された事が残念でなりません。
この記事が、せめて団体発足後で仮に私が代表者に就任していたなら、まだ公共性を理由に記事を掲載したと言われても理解は出来るんですが、団体作る方向で有志が準備会作ろうぜと言っているレベルですので。

以上、日刊サイゾーさんの記事に対して、ここに事実関係を記載させていただきました。
なお、この活動について記事にするならきちんと取材に来ていただければ、いくらでもご協力させていただきます。
表現の自由の上に成り立つメディアは皆同志だと思っておりますので。
ラベル:表現規制
posted by FumiHawk at 08:26| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする