2010年02月10日

おQ層を説得する『たった一つの冴えたやり方』 -情報戦戦術01-

「自民党にお灸を据えてやる」昨年の衆院選ではそんな気持ちで投票した無党派層の票が、民主党に政権交代をもたらしました。
民主党本来の支持基盤だけでは勝利は難しかったので、小沢氏は支持基盤をがっちり固めると同時に、この無党派層の取り込みに最大限気を配りました。
結果として民主党は得票率で1位をとり、大勝利を収めたのは皆様ご存じの通りです。
(議席数に比べて実際には自民との票差はそれほどありません。地滑り的な雪崩現象は圧倒的得票ではなく、小選挙区の勝者総取りという特性の影響です。)

もっとも、政権交代後の景気悪化と与党のグダグダを見れば「自民にお灸を据えたつもりが、自分の背中に火が付いて大火傷だってでござるの巻」なのは明らかです。
それなのにもかかわらず、民主党に投票した人の多くが相変わらず「自民よりまし」等と言って、現状の危うさをまったく理解しようとしないようです。

情報リテラシーの高い人は民主の欺瞞に気がついて、おQ層の家族に「如何に民主は・・・」と説得する方も多いのですが、前述の如くで聞き入れられず、最終的には家族で大もめってケースも多数見受けられます。
特に団塊の世代の両親を説得しようとして失敗、大げんかという例が多く、団塊の世代=説得が最も困難という構図になっているようです。

さて、「自民党にお灸を据えてやる」と民主に投票した層、すなわちネットで言う「おQ層」ですが、次の2つの特徴を持つ場合が多いと言えます。

・情報源の多くは、新聞・TV・雑誌といったマスメディア

・インターネットは余り使わない、もしくは使っていても『検索が上手に出来ない』


つまりおQ層の人達は、「情報的に受け身で世論操縦に最も迎合しやすい」言い換えれば「情報操作を行いたいマスメディアにとっては最も美味しい」人達なのです。
この受け身の姿勢と、偏った情報による自民党批判は、民主党の実態を感じている人達に取ってみると、非常にカンに触る、頭に来る行動なのです。

で、これをなんとかしようと説得を試みる人は多いのですが、実際に成功した人は極めて少ない。
なぜでしょう?

これは説得する側が「説得とは何か」を理解していないからです。
説得とは何かを理解していれば、おのずと最善手を打つことが出来ますし、説得出来ずとも不要の軋轢は生まないはずです。
しかし、多くの場合説得する側の動機は義憤やら正義感やらですので、説得の本質が見えない状況では単に見解のぶつかり合いになってしまいます。
おQ層の家族を説得をしたい人達は方法を間違っています。
これらの人は洗脳状態に近く、説得しようとした場合、洗脳状態の解除もしくはスピンをかけるのと同様の対応が必要なのです。
そのためのキーポイントが「説得とは何か」です。

「説得とは何か」と「説得のポイント」を理解することは、今後の日本と皆さんの生活にとって役に立つと考えます。
そんなわけで、今回は『おQ層を説得する「たった一つの冴えたやり方」』です。

頭に叩き込んで頂きたいのは、『説得とは、相手の意見をねじ曲げること』だと言うことです。
相手が納得したかしないかはともかく、状況だけ抜き出せばこういう事です。
そして意見をねじ曲げると言うことは、その意見を持っていた相手の時間を否定することになる場合があると言うことです。

過去の否定、これは普通の人でも拒絶反応が出ますが、これをなんとか乗り切らねばなりません。
「洗脳解除」「過去否定の受容」等、数々の高いハードルを越えるためには、次のような手法が有効です。

マスコミ情報への依存が発生し、前述のように洗脳状態に近い状態の場合、本人にとっての一次情報であるマスコミ(場合によってはミノさんやらオグラさんやらフルタチさんやら)への信頼度が極めて高くなっています。
さらにマスコミ情報は信頼出来るという神話はおQ層では健在であるため、この情報源を疑うことは、相手に対する裏切りであると感じる程の依存が起こっています。

そんな状態で「民主が・・・」なんて言っても、聞き手にとっての信頼度は「マスコミ>>>(越えられない壁)>>>>貴方の意見」なので、説得に耳を貸すことはほとんどありません。
これは政治だけじゃなく、病気の家族を持った家庭などでも比較的良く目にする構図です。

この構図を崩すことが、説得の『たった一つの冴えたやり方』なのです。

本当に説得したいなら、まず最初にすべきことは一次情報源の信頼性を低下させて、こちらの声を聞く余地を作ることです。
これはカウンセリングでも同様です。
病気の本を大量に読んで「○○にはこう書いてあった」「××には・・・」って状態だと、こちらがどんなに一生懸命話してもまったく伝わらないのとまったく同じ。

説得したい相手には、本命の民主党に対する批判は後回しにして、マスコミが如何に恣意的か、情報が偏る素地を持っているかを徐々に理解させましょう。
このときに、焦って話を性急に運ぶと強烈な反発を生んで逆効果になります。
あとマスコミ否定もダメ。
聞く側に「マスコミの否定=信じた自分の否定」の構図を発生させてしまいます。
信じている物を悪く言われれば当然の反応です。
「別の番組では××って言ってたよね」とか「椿事件って・・・」とか、とにかく竹を熱してゆっくり曲げるように時間をかけて洗脳の呪縛に少しずつヒビを入れましょう。

さらに呪縛が崩れる寸前には、相手の傷を最小限に抑えるために最後は逃げ場を作ってあげなければなりません。
説得の際、相手の心には「説得される」=「自分の意見を翻す」=「過去の自分を否定する」=「自分が悪かったと認める」と言う葛藤が起こります。
なので多くの場合は自己防衛反応で説得されると態度がかたくなになります。

逃げ場がなければ、当然抵抗が強烈になります。
ですので説得する際には「心理的な逃げ道を作ってあげる」事が重要です。
説得の目的はあくまで相手の意見を変えることで、相手が間違ったことを信じていた過去を糾弾することではありませんので。
だからこそ、あえて追い詰めすぎずに逃げ場を作ってあげるのです。
これは、心理的抵抗の最も強い過去の否定を最小限で回避するためです。

具体的には、一言「貴方は騙されてただけ。悪いのは公正中立と言いながら偏向するマスコミ」と。

「貴方は悪くない、全部○○が悪いんだ」みたいな。
「騙されてたんだから仕方ないよね」「大事なこと言わない方が悪いよね」「あんな風に報道したらみんな騙されるよね」等々、間違っていた自分は悪くない、そう仕向けたマスコミが悪い、という逃げ場です。
今回の場合は「知ってたら投票しないよね。そんな大事なこと言わないマスコミって最低」と言う風に、マスコミに全て責任を被せてしまえば、説得を受け入れるハードルは格段に下がります。
「お前だって殺りたくてやった訳じゃねえよなぁ。」とか「生きるためには仕方なかったんだよなぁ」とか言って取り調べで情報を聞き出すのと基本は一緒。
自己欺瞞とか、自己保身と言う無かれ。
これは説得される人の心を守るためにとても重要なことなのです、それにどうせ「だいたいあってる(爆)」。

ちなみに、相手が「マスコミに騙された!」って結論まで達すると、強烈な反マスコミ、反民主になるパターンが多いです。
これは騙されていた自分を正当化するために、騙した相手が巨悪でなければならないという強迫観念が多分に影響するためです。
例えば、共産主義から反共に転向するパターンなんかと酷似します。
こうなれば、民主批判をする必要すら有りません。
説得する人は、ただ相手に足りない『情報収集と検索の仕方』を教えてあげるだけ。
あとは猛然と自分で情報収集を行うようになります。

これで、説得は完了。
直接的な説得より何倍も有効で、説得する側、される側双方にとって負担の少ない最善手です。

あとこの方法の副産物として、自分の精神安定のために周囲にも巨悪の存在に気がつくよう働きかける衝動に駆られます。
つまり、自分が目覚めた事の証明として、また自分が騙されていたことに対する怒りのやり場として、「正しい知識を伝導する自分」の役回りを進んで引き受けます。
ですので、この手の説得を受け入れた人は、非常に熱心な伝道師となります。

「宗旨替えしたものが、最も熱心な信者になる。これは熱意こそが自分の過去の過ちを救済するという衝動に駆られるからである。」
「寝返った兵が、最も苛烈に敵を攻める」


つまりはそういうことです。

これらも考慮すると、個別の案件で説得するよりも時間はかかりますが、臨界点を超えると急速に広がる可能性が高いといえます。
ラベル:おQ層 説得術
posted by FumiHawk at 02:55| Comment(20) | TrackBack(1) | 情報戦略・戦術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
よくわかります。
以前自分も民主の危険性を説こうとしても「難しい話は・・・」とか「自民に比べれば・・・」で逃げられてしまいました。
でも、唯一成功したのは「マスコミを信じるな!」という話だったのです。
しかし最終的に「あなたはだまされたのだ。悪いのはマスコミだ」までは持っていけませんでした。次回はここまでもっていきたいと思います。

(今回の話は三橋さんのブログにもありましたが、もしや三橋さんに教授されたのは・・・)
Posted by 兵庫パパ厳勝 at 2010年02月10日 05:20
>兵庫パパ厳勝

最後まで持って行けると勝手に布教してくれて楽ですよ。
ちなみに赤字神さんにはなにも。
というか、この手は非常にスタンダードなセオリーですので考える事は一緒かと。
Posted by @FumiHawk at 2010年02月10日 09:17
これはよい記事ですね。
お灸のみなさんは情報源が旧メディアに限られてるからというより自分で考えて疑問を持つことができないからだと思います。
インターネットを活用してる人でもお灸はいますし、
旧メディア情報だけでも民主党マスコミに疑問を持つ人も少数派かもですがいますし
Posted by dai. at 2010年02月10日 10:14
下のブログなどに集う、ふるさともとめて、RAM,blitz,staro,leny,がんば、広島県人さんのような人はどうしたら良いのでしょう。

この人達は、選挙前は自民をひっぱたき民主に誘導していました。今は民主も駄目だ,と言ってみんなの党だそうです。
Posted by at 2010年02月10日 10:27
>無党派層の票が、民主党に政権交代をもたらした
>民主党本来の支持基盤だけでは勝利は難しかった

この部分にはちょっと賛成できません。
平成15年の民由合併を無視あるいは見落としている方が多いように見受けられます。

民由合併によって民主党は自民党と対等かそれ以上の政党になった。

と認識すべきです。
無論、前回衆院での圧勝はおQ層が大きく民主側に傾いたおかげですが、
彼らが中立的であったとしても民主党は最低でも第1党になれたはずです。

民由合併の効果は合併からわずか2ヵ月後のH15.11衆院選で早くも表れます。
選挙区・比例区合計では自民党に及ばなかったものの
比例区の得票は自民党を上回ったのです。
繰返しますが合併からわずか2ヶ月です。

さらに翌年、平成16年の参院選では自民党を総得票で上回っています。
選挙区で得票率で上回りつつも(39%:35%)
獲得議席数では31:34議席と逆転されたために合計ではわずか1議席(50:49)
のリードに終わりましたが間違いなく民主党の勝利です。

合併直後の平成15年衆院選・平成16年参院選、自民党は小泉総裁です。
合併直後・小泉自民党と言う状況でさえこうなのです。
民主党の勢力拡大に気付いてない、あるいは認めない方は
平成17年の衆院選、いわゆる郵政選挙での
自民党圧勝に目をくらまされているのではないでしょうか。

>無党派層の票が、民主党に政権交代をもたらした
>民主党本来の支持基盤だけでは勝利は難しかった
は、むしろ
無党派層の票が、(郵政選挙において)自民党に勝利をもたらした
自民党本来の支持基盤だけでは勝利は難しかった
と認識すべきでしょう。
もし、郵政選挙と言うブームが無ければ平成17年に
政権交代していた可能性も十分にあったのです。

おQ層に関する分析には特に異論はありませんが、
民主がおQだよりの政党だと思ってはいけません。
民主党は旧社会党と旧田中派が連合した最大会派なのです。
Posted by may at 2010年02月10日 11:40
mayさんこそ大きな勘違いをなさっておられる

民主党の党勢が大きくなってきた最大の理由は、マスコミによる反自民&民主ageキャンペーンなのです。

安部政権時代の参院選前から延々と続くこの反自民キャンペーン。
既に3年ですが、これがおQ層を洗脳し、浮動票を動かした結果が政権交代です
Posted by a at 2010年02月10日 16:19
>dai

このエントリーが正しいかどうかではなく、こう言い視点もあると言うこと、言い換えれば「複数の角度から見る」癖を付けることが重要かと。


>ななしの方

下のブログがないので何とも・・・(^^;



>may

このエントリーの本旨は、貴方の主張している部分にありませんし、仮に貴方の主張が正しくても本旨には影響しません。
本旨以外の細部をあげつらっての指摘は理論のすり替えで、まさに情報操作の基礎ともいえます。
そもそも、分析の仕事をしている私にとって貴方の同意は必要としておりません。
もしプロ同士として意見の交換をご希望でしたら、メッセージ等でお願いします。
ご自分の意見を披露したい、もしくは印象操作が行いたければ、ご自分でBlogを書いた上で主張なさるとよろしいかと。
あくまでこのエントリーは「説得方法について」ですから。


>a

というわけで、情報操作とおぼしき書込みに惑わされませんように(^^;
Posted by @FumiHawk at 2010年02月10日 19:23
説得は、冷静にならないと難しいんですね。

韓流好きの母親には、何を言っても無駄なのがわかっていましたので、
以下の掲示板を大きめのフォントで印刷して、居間に放置してみました。
首尾は上々です。

yahoo掲示板「中国の反日デモ」
在日による日本改造計画が描かれています。
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=5&board=552022058&tid=cf9qa4nhbfffca5ga5b&sid=552022058&mid=83344
Posted by たまごぱん at 2010年02月11日 01:22
>たまごぱん

ナイス作戦♪
Posted by @FumiHawk at 2010年02月11日 01:32
間違いの指摘など不要。
全面的に同意しないのならコメントするなとはいただけませんね。
「細かい間違いを指摘する者は工作員」などというレッテル貼りもです。
ならばブログというツールを使うべきではありません。
ファンにのみ囲まれてちやほやされていたいのならブログは向いていません。
ツールにはそれぞれ向き不向きがあるのです。
会員式の掲示板に移行されるか、
コメントを無効化する、管理者の検閲を経た上で公開するなどの設定が必要でしょう。
そういった処置がなされていない以上普通のブログとして利用させて頂きます。

>このエントリーの本旨は、貴方の主張している部分にありませんし、
>仮に貴方の主張が正しくても本旨には影響しません。
「本旨には影響しません」と言われるのならばなおのこと
このような頑なな態度を取るのはいかがなものでしょうか。
訂正するなり、再考した上で反論すれば良いではありませんか。

思うに、あなたは私が何を言っているかはなく
私が何者であるかをまず考えたのではありませんか?
「民主党の基礎票を自民党より大きく評価しているから民主党の工作員か」とでも考えたのですか?
私の言論に対して訂正も反論もせず、レッテル貼り・人格攻撃で対処したところからもそれが伺えます。
しかし、重要なのは何を言っているかであって誰が言っているかではありません。
誰が、にこだわる人は議論に向いてません。というかできません。
ブログも向いていません。
・自説を一方的に発表したい
・全面的な同意以外は要らない
・他人の目に触れる場所で批判されたくない
のなら別の方法・ツールを用いることをお勧めします。

現実世界では人間関係などの理由で
必ずしも「誰が」を無視するわけにはいかない場合も多々ありますが、
ここではお互いどこの誰とも知れない無名の者同士です。
「誰が」などにこだわり言葉を無視するのはもったいない事です。
それにブログのテーマを情報分析としている以上
私の指摘は必ずしも些細な事ではないはずです。

あなたは「基礎票では 自民党>民主党 である」と主張されました。

それに対して私は
「過去の選挙結果を見る限りではむしろ 民主党>自民党 ではないか」
と反論したわけです。

投票率が低かったり無党派層の支持が大きく偏らなかった場合結果が逆になりますよね?
本記事の本旨でないにせよブログのテーマ・タイトルや
他の記事との関連も考えるとこれはむしろ重要ではありませんか?
Posted by may at 2010年02月11日 01:56
>may

再度言います。
「自分の意見を述べたければ、自分のブログでやりなさい」
ここは私のブログですし、貴方は私のクライアントでもないので議論する義務もありません。
文句があるなら余所でどうぞ。

付け加えるなら、貴方の意見は分析にすらなっていません。

貴方の主張である「平成15年の民由合併によって民主党は自民党と対等かそれ以上の政党になったと認識すべき」ですが、同年の衆院選でも合併効果で30議席増やしていますが自民党に60議席も及ばず、2年後の衆院選では62議席減という大幅減の歴史的敗北を喫して、当時の岡田党首は辞任に追い込まれました。

これらの事実を見ても、民由合併で自民党と対等かそれ以上になったという主張はまったく根拠のないものですし、裏付けのない主張は分析ではなく妄言と言います。
Posted by @FumiHawk at 2010年02月11日 02:32
私はおQ層でしたし、まさに、寝返った兵です。
民主党が本音のマニュフェストを出していたら、だれも民主党なんかにいれませんから。
 ブログでは、みんなが自分のブログで自説を表現するのです、mayさん。
 
 それにしても、、いくらなんでも、犯罪組織民主党にはうんざりです!
Posted by sumairu at 2010年02月18日 12:44
>sumairu

情報戦ですから、騙されるのは仕方ないことです。
というか、そのためにメディア動員するわけだし。
早く気がついたのは僥倖だと思います(^^)
Posted by @FumiHawk at 2010年02月18日 22:55
mayさんのコメントはちょうどこのブログの主題である情報分析の練習問題のようなものですね。
Posted by montjeu at 2010年02月21日 22:34
>montjeu

まさにおっしゃるとおりです(^^;
Posted by @FumiHawk at 2010年02月22日 04:03
転載させて頂きたいのですが。
その際、

http://2chart.fc2web.com/2chart/kangaeruhitogadashitaketsurontoha.html

この画像を
一緒に掲載するつもりなのですが。
Posted by マッドサイエンティスト at 2010年03月18日 21:16
>マッドサイエンティスト

出典さえ明示していただければ、転載はご自由にどうぞ♪
Posted by @FumiHawk at 2010年03月18日 22:43
はじめまして。大変参考になりました。

質問なのですが、民主党の支持率が下がり
やはりだめだったかと思う人が増えました。

ですが、政治の話になると自民党がやっても
民主党がやっても皆同じ、そんなに政治に
不満ならあなたが立候補したら?と煽られたり、やらせてみたけど、最初からだめだと
わかっていたと何故か上から目線だったりします。

またマスコミに先導されてしまうのではと心配になるのですが、どう話をしたらいいでしょうか。

よろしくお願いします。
Posted by ゆき at 2010年04月28日 09:45
「貴方は騙されているだけで、悪くない」という言い方を今は反原発の人たちが使っているようです。


http://twitter.com/#!/azukiglg/status/119810873773662208
「貴方は慈愛に満ちた善なる存在だが、貴方の善意に付け込んだ者が他にいて、あなたはそれに騙されたのであり、貴方が悪いわけじゃないのだ」というのが新興宗教からの洗脳を解く第一歩らしいのですが、一連の反福島主義はご神体のない信仰と同じレベルなんですよね…

http://twitter.com/#!/azukiglg/status/119811285171965952
そして反福島主義の人々の発言を俯瞰してみると、「貴方たちは善なる存在だが、東電や御用学者に騙されている。貴方が悪いわけじゃないので、私の善なる心配に同調してほしい」という文法で、様々な自己発言を正当化していたり、とか。

http://twitter.com/#!/azukiglg/status/119811551917113344
この「貴方は騙されているだけで、悪くない」というスタイルの諭し方は、あらゆる正義に立つ全ての人が使う【定番の手管】なんだなということが、見て取れる。後々のためにサンプリングするのに、非常によさげ。
Posted by vine at 2011年10月01日 21:44
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